One girl quest

彼女いない歴17年 姫を求めて冒険の旅

思い出のバトル 〜you are name〜

2016年夏に大ヒットした映画「君の名は。」が、

本日21時に地上波初登場となります。

(今回の記事にネタバレはありません。)

 

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私はこの映画がとても好きで、2回ほど映画館に足を運び、

ブルーレイディスクも購入しました!

そしてこの映画を観ると、ある思い出が蘇ってきます。

 

 

 

2016年9月、私は1人の女性と映画館デートをしました。

出会ったきっかけはmixi。年齢は21歳で、千葉に住む大学生です。

名前はS美ちゃんとしましょう。

小柄で人懐っこい笑顔が印象的な女性でした。

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ドラクエやゲームなど、共通している趣味が多く、一度はヒカリエのドラクエ展にも一緒に行ったりしました。(渋谷ヒカリエにて、当時10月頃まで開催されていた展覧会。現在は開催していません。)

 

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S美さんと遊ぶのは2回目でした。

場所は亀有にある映画館「MOVIX 亀有」です。

 

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当時私は既に亀有在住ではなかったのですが、S美ちゃんのアクセスの都合や、どんなお店があるかなどよく知っていることから、亀有で遊ぶことがベストだと考えました。

 

 

デート当日。

当時亀有駅は、こち亀が終了するに伴って、駅全体にこち亀の絵が貼ってあり、いつもより特別な空気感がありました。

 

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1回目にヒカリエで遊んだ時、私はとても好感触だなと感じていました。

今回もしかしたら行けるかもしれない、と思いワクワクしながら待っていたのを覚えています。

 

更に、私は今日Hな勇者になれるかもしれない!などという妄想もしていました笑

 

S美「お待たせしました〜(๑╹ω╹๑ )」

私「おお!お疲れー!全然待ってないよ♫」

 

私達は早速映画館へ向かいました。亀有駅から映画館までは近く、歩いて10分も掛からない距離にあります。

 

君の名は。は公開開始から2、3週間は経っていたと思いますが、全く客足は減る気配がなく、リピーターも多かった。

 

しかし平日の亀有では、割と空いている感じになっていて、鑑賞をするには丁度良いなと思いました。

 

上手く真ん中の席も取れました。

一番鑑賞には適している位置だったと思います。

 

 

 

映画が始まります。

最初の頃はS美さんばかりが気になっていたのですが、段々と話に引き込まれ、いつの間にかスクリーンの中に夢中になっていました。

 

映画を最後まで見終わりS美さんを観ると、

スクリーンを眺める目がキラキラしていました。

 

か、可愛いー!

 

私はすぐに映画の内容より、

現実のS美さんに夢中になってしまいました。

 

 

私「面白かったね、じゃあ出ようか」

 

S美「最高でした、そうですね♫」

 

 

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映画館を出ました。

大体時間的には夜の21時くらいだった気がします。

元々S美ちゃんは用事があり、映画を見たら帰らなければいけませんでした。

 

もう今日のデートは終わりか。残念に思っていた時です。

私はふと思いついたことがありました!

ここで手を繋いじゃったら、進展できるんじゃなかろうか?

 

君の名は。」を観に行くことで、カップルになった人もけっこういたそうです。鑑賞後の今、チャンスなのでは!?

私は思い切って言ってみました!

 

私「ちょっと、手繋がない?」

 

S美ちゃんは「えっ!?」って顔になりました。

 

S美「ちょっと恥ずかしい」

 

そう言いながらも、手を繋ぐことはできました!

 

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やった!

知らない人が見たらカップルに見えたかもしれません。

場所はあまりロマンチックではありませんでしたが、

これぞ「君の名は。」効果!

 

 

S美「今日は本当に楽しかったです!また遊びましょうね!」

私「そうだね!また予定合わせて遊ぼう!じゃあね」

 

S美ちゃんを見送った後思いました。

私は亀有に住んでいた頃、映画館を出てきたカップルを見て、

死ぬほど羨ましくなったことがなんどもありました。

 

いつかはあんなデートをしてみたい!そんな願望を、

心の何処かでいつも持っていた。

それが今夜実現したのか…私は映画とS美ちゃん、押し寄せるWの感動に泣きそうになりました。

 

今まで苦労したなあ。でも、今こそ彼女ができるかもしれない…予感のようなものまで感じました。

 

そして、数日後。

 

 

S美ちゃんから連絡が…

 

 

一切ありませんでした!泣

 

 

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完全に音信不通です泣

本当に理由を知ることは今となってはできませんが、

恐らくはいきなり攻め過ぎになってしまった…ということなんだと思います。

 

君の名は。を観ていると、たまにS美ちゃんとのことも思い出す時があります。

そんな時、話が面白くて感動しているのか、失恋したことを思い出して辛いのか、どちらか分からなくなります…胸が痛むことだけは確かです笑

大失敗でしたが、これも良い経験値になりました。

 

本日の教訓:君の名は。は面白い!

      攻め過ぎにならないように、慎重に攻めていくこと。現実は映画のように上手くはいかない。

 

追伸:私の相手(三葉)は何処にいるのでしょうか。

 

次回は、2018年初デートのことを書く予定です!