One girl quest

彼女いない歴17年 姫を求めて冒険の旅

クリスマスに、素敵な出会い(後編)

f:id:hashidax:20171217115327j:plain

 

前回クリスマスに街コンに参加し、とても素敵な出会いがあり、

無事初デートから2回目のデートまでこぎつけた!

という所まで書きました。

 

hashidax.hatenablog.com

 

あの時の私の気持ちは、画像の大空とバルーンのように爽快な気持ちで、

かなりの手ごたえのようなものを感じていました。

次のデートで、なんとかチューまで行けないかな♫などと考えていた矢先のこと。

N子さんから、意外なLINEが来たのです。

「この前話してて、ハシダックスさんって私の尊敬する人にとても似ているなって思ったんです。」

「良かったら、今度ご飯のついでにその人に会ってみませんか?きっと凄く仲良くなれますよ(^_^)」

 

尊敬する人?そういえばそんな話も初デートの時していたな、N子さんの友達なのかな?まあ良いか。

私としてはN子さんに会えればいい話で、別にN子さんの友人には会う必要などありません。ただ断って今の関係が悪くなるのも怖かった、当時はそんな心境だったと思います。

 

 

 

数日後。

ついでということならいいやと、私は会ってみることにしました。場所は品川。N子さんは仕事終わりということで、予定の待ち合わせ時間より結構遅れてやって来ました。

最近時間がかかったり遅れたりすると、「時間返せ💢」とか怒る人を見かけますが、

あれは本当に良くないですね!私は何があってもそんなことは言いません!

笑顔で迎えます♫

 

私「お仕事大変だったみたいだね、大丈夫?」

N子「すいませんでした、じゃあ早速いきましょうか♫」

私「N子さんが言ってた人ってどこにいるの?」

N子「スターバックスです、ご飯の後にいきましょうか^ - ^」

 

スターバックス?忙しい人だとか言っていたけど、俺が会いに行ってもしょうがない気がする。

なかなか雰囲気の良かったレストランを出て、スターバックスでその人に会いました。

黒髪の短髪で背の高い、スーツ姿の男の人が、スターバックスのテーブルでmacを使っています。

彼のことは、Dさんと呼ぶことにします。

 

f:id:hashidax:20171217123041j:plain

この人か〜、でも俺となんか似てるかな?

みた感じとか全然違うんだけど。内面がってこと?

私は軽く挨拶を済ませ、早くN子さんと2人になりたい気持ちでした。

 

D「初めまして!N子ちゃんから聞いてますよ、お会いできて嬉しいです」

私「初めまして、いえいえ!こちらこそ嬉しいです」

 

会ってからいろいろと話を聞きました、今は会社員をやめて、独立してかなりうまく行っているとか。

15分くらいしたら、この後用事があるので、今日はこの辺で終わりにしましょうと言われ、N子さんと2人で品川駅まで戻りました。

 

N子「今日は本当に楽しかったです!是非、また次も遊びに行きましょう」

私「うん!いつでも大丈夫だよ!次は何処に行こうかなあ」

N子「良かったら、オススメの場所があるんですけど行きませんか?」

私「おお!どこどこ?」

 

N子「楽しいゲームができるところがあるんですよ!私友達とよく行ってるんです!

かなりテンション上がりますよ」

私「いいね!じゃあ次はそこに行こうか」

N子「やったー!楽しみ♪( ´▽`)」

 

次のデートも日にちまで速攻で決まりました!

 

 

約1週間後。

場所については忘れてしまいましたが、大体品川の辺りだった気がします。

よし!今度こそ告白まで持っていくぞ!と思い待っていると、

N子さんは遅れて到着。

 

N子「いつもすみません!じゃあ行きましょうか♫」

私「まあ気にしないで!うん、行こう」

 

どんな所かなあ、なんかのテーマパーク、意外とゲーセンとか?

想像を巡らしていると、なんの変哲も無い駅近くの5階建てくらいのビルに入って行きました。

会議室みたいな部屋の中に案内されると、既に何名か集まっています。

どうやら、ボードゲームのサークル?的な集まりに見えます。

挨拶もそこそこに、キャッシュフローゲームなるものが始まりました。

f:id:hashidax:20171217124920p:plain

これは「金持ち父さん貧乏父さん」の著者である、ロバートキヨサキ氏が作ったゲームです。

簡単に言うと、

人生ゲームを少しお金目的メインにしたような感じのボードゲームです。

メンバーは、男女半々くらいで、司会の人も入れると全部で11人になりました。

 

へ〜、N子さんって、こんなゲームやってるんだ。

意外に思いながらもプレイしてみましたが、これが全然面白くなかった笑

でも、約半分の人達はとてもテンションが高かったのです。

慣れてくると面白くなるのかな〜とか考えながら、どうしても空気の違いを感じてしまいます汗

1ゲーム終わった辺りで、今日は終了しましょうという話になりました。

 

私「ちょっとカフェでも行こうよ!」

N子「いいですね!」

近場の良さげなカフェで、やっとN子ちゃんと2人だけになれました。

さあ告るぞ!と思っていた矢先

 

「お疲れ様です!」

 

…え!?

 

私は目が点になりました!

さっきボードゲーム会で司会をやっていた人が、私の席の前に来ていました。

なんでここにいるって分かったんだ?

考えられるのは、N子ちゃんが場所を教えたということです。

他に居場所が分かる方法はなかった。

 

何でこうなるの?

3人でご飯を食べることになりましたが、話題はスターバックスで会った、Dさんの話がメインでした。本当に尊敬されているようです。

結局、2人きりでろくに話せないまま解散することに。 

 

 

 

 

次の日も、私はN子さんとLINEでやり取りを続けていました。

私「今度前話してたお店に行こうよ!」

N子「いいですねー是非!そういえばこの前Dさんとお会いした時、

どう思いました?」

私「ありがとう!あの人か…凄い人だと思うよ、それにいい人だね」

N子「じゃあ次も会えるように相談しておきますね」

 

??

何で?今の返しは強引すぎないか?会いたいとは言ってないんだけど汗

 

最初の頃のデートがどうとか、もう全然違うものになっている気がしました。

これはどうにもおかしい、そうは思ったんですが、

はっきりさせたくてもう一度だけ彼に会ってみようと思いました。

 

 

 

 

当日。

いつもどおりというか、思いっきり時間に遅れてくるN子さん。

法人営業らしいけど、これで本当に務まるのか不思議に感じました。

 

Dさんはまたスターバックスにいました。

今回も普通にお話をしますが、どうも以前とは様子が違います。

 

私が何かを言ってくるのを待ってる感じがしたんですね、話していて、たまにあれ?って顔をしてくる。

彼のあれ?って顔を見て、私もあれ?って顔になります笑

そんなやり取りを10分くらいしたら、また用事があると話して終了。

 

彼と話していて感じたことがあるんですが、どうもN子さんやボードゲームの司会が言うような凄い人には見えないということ。

N子さんも今日は様子が違っていました。何か暗いというか、私に対して何か考えている。

 

N子さんと別れたのち、どうしても気になった私は家の近くの漫画喫茶へ。

当時はパソコンを持っていなかった為、何か調べるときは漫画喫茶に行っていました。

 

あの人もN子ちゃんも、私に何かを言わせたかった。

何を言わせたかったのか?

何故成功者でお金持ちであるはずの彼が、私のような人間と何度も会ってくれるのか?

何故毎回N子さんは遅刻してくるのか?

何故執拗にDさんと会わせようとするのか?

 

N子さんと会うようになってから、もう1ヶ月ほど経とうとしていました。

今までN子さんとして来たことをネットで検索してみると、答えはすぐに分かりました。

分かってしまいました。

 

「…あ。そうか、騙されてたのか。

普段はほとんど独り言など言わない私が、思わず言葉を漏らしました。

ネズミ講か〜…ふーん。」

 

………………………………………………………………………。

………………………………………………………………。

………………………………………………。

…………………………。

…………。

…。

 

 

騙しやがったな!!!!!!!

N子!!!!💢💢💢💢💢💢

f:id:hashidax:20171217132059j:plain

 

仲間になどならん!!!

なってたまるか!!!!

時間返せ!!!!!!!💢💢💢💢💢

 

漫画喫茶をふらふらと出ました。帰り道の記憶はありません笑

気がついたら朝になっていました。

 

 

f:id:hashidax:20171217132720j:plain

 

 

 

 

翌日、N子をブロックしました。

最初から私のことを配下に置くつもりで接近したのですね。

 

「是非、私にお金持ちになる方法を教えていただけませんか?

何でも聞きますので、宜しくお願いします。」

N子とDは、私にこう言って欲しかったのだと思います。

 

Dは私と会った後、他のネズミ候補に会っていたのでしょう。

あのボードゲーム会も、盛り上がっていた人たちはネズミ講に入った人達。

盛り上がっていなかった人たちは、彼らに狙われていた人たちだったと思います。

 

N子が毎回遅刻していたのも、本当はわざとだった。

前もって打ち合わせていたか、言うことを聞かせるための作戦の一つだったか。

 

本当に苦い経験で、少しの間出会い活動からも遠ざかっている時期がありました。

でも立ち直ってからは、以前より前に進んだ気持ちになれました。

私が遭遇したパターンとは違うものですが、参考になりそうな動画を見つけたので添付します。

ネズミ講とマルチは厳密には違うらしいのですが、勧誘される側としては迷惑なのは変わらないですね。


ランプ売りの少女(マルチ商法)

 

勧誘行為を行なっている人はどこにでもいます。皆さんも気をつけて!

 

教訓:会ったばかりなのにとても親切だったり、積極的だったりする人には特に気をつけること。

 

🌟ハシダックスは新しい呪文「マルチ ノー」を覚えた!

この悔しさをバネに、私はこれから彼女を作ります!

 

2017年は終わっていません、また冒険に行ってきます!